毎年約5~6万件の火災が発生し、その半数は建物火災です。その建物火災で亡くなっている方の約9割が住宅火災で亡くなっています。たばこやコンロの火等、出火の原因は様々ですが、小さな火種が一瞬にして大きな火災へと繋がっていきます。
住宅火災は家財を一瞬にして失うだけではなく、そこで過ごした大切な時間も、最悪の場合、あなた自身の、大切なご家族の、尊い命まで奪い去ってしまうことさえあります。
時に住宅火災は、飛び火するなどして近隣の方々へ被害が及ぶこともあります。
「防炎・防火」のインテリア、室内環境を整えることで、火災を予防するとともに、万一の時にも、消防が到着するまでの延焼拡大を防ぐなど、早期の鎮火に役立ちます。もちろん、避難時間の確保や近隣への延焼を抑える効果も期待できます。
燃えにくい「防炎・防火」という性能は外見では確認できませんし、実際に燃やしてみるわけにもいきません。
それを容易に判断するために、また、責任を持って「防炎・防火」に仕上げた証として『ラベル』を貼付しています。
主にカーテン、カーペット等に付けられている「防炎ラベル(左図)」、天井や壁等に付けられている「防火壁装ラベル(右図)」の大別して2つのラベルがあります。
一般的な住宅には、「防炎・防火」性能も、これらのラベルを付けなければならない法的義務もない場合が多いですが、あなたの生命、財産、家族、近隣・・・
そして過去の大切な時間を、未来を守るために「防炎・防火」のある暮らしをお勧めします。