経済産業省 「CFPを活用したカーボン・オフセット製品」試行事業を開始
  • 2012年11月27日

 経済産業省は、環境省、農林水産省、国土交通省と連携し、算定されたカーボンフットプリント(CFP)と同量のクレジットでオフセットすることで、製品のライフサイクルでの排出量がゼロであることを示す「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット製品」の試行事業を開始する。
 併せて、本試行事業で製品に貼付するラベルを新たに決定し、公表した。



【背景・定義】
 経済産業省は、関係各省と連携し、製品のライフサイクルでの二酸化炭素排出量を算定するカーボンフットプリント(CFP)を活用し、製品のライフサイクルでの排出量をゼロとする制度の研究会を2012年8月より実施。
 研究会では、「製品のカーボン・ニュートラル制度」試行事業という名称で進めていたが、制度の内容に鑑み「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット製品」試行事業という名称を使用することとした。

 今回募集する試行事業では、算定した製品のCFPの値とオフセットしたクレジット量を確認し、100%のカーボン・オフセットを実施した製品であることを認証するための手続やルールを検証する。
 同時に、100%のカーボン・オフセットであることを表すラベルを貼付した製品を、エコプダクツ2012会場や、流通企業の店頭において陳列し、消費者受容性調査を行う予定。





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