
総務省消防庁 「第59回 文化財防火デー」実施
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- 2013年01月22日
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総務省消防庁は、1月17日、「第59回 文化財防火デー」の実施を発表した。(文化庁と同時発表)
全国各地で文化財関係者、消防関係者、教育関係者及び地域住民が協力して、消防訓練が実施される。
〈消防庁長官が視察する文化財防火デーにおける消防訓練〉
①浅草寺(東京都台東区)
日時:平成25年1月23日(水) 9:00~9:55
訓練実施消防機関:東京消防庁
視察者:消防庁長官、文化庁次長
②善導寺(福岡県久留米市)
日時:平成25年1月26日(土) 14:00~14:20
訓練実施消防機関:久留米広域消防本部
視察者:消防庁長官、文化庁長官
◇「文化財防火デー」とは。。。
我が国の文化財建造物は、大多数が木造であり、美術工芸品も木、紙、布等の燃えやすい材質で造られているものが多く、常に火災による焼損の危険にさらされている。
このような被害から文化財を守るとともに、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図るため、昭和30年から、消防庁と文化庁の共唱により、世界的な至宝と言われた法隆寺金堂が焼損した日である1月26日を「文化財防火デー」と定めて、文化財建造物等における防火運動を全国で展開しているもの。
〔 国宝・重要文化財件数(平成25年1月1日現在)〕
国宝 1,085(建造物 217+美術工芸品 868)
重要文化財 12,873(建造物 2,397+美術工芸品 10,476)
※(注)重要文化財の件数は、国宝の件数を含む。
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