国土交通省 4月の新設住宅着工戸数 8ケ月連続の増加
  • 2013年06月03日

 国土交通省が発表した4月の新設住宅着工戸数は、77,894戸(前年同月比5.8%増)となり、8ケ月連続の増加となった。
 季節調整済年率換算値は、93.9万戸(前月比3.9%増)で、分譲住宅は減少したが、持家、貸家で増加したため、全体で増加。



 国土交通省は、住宅着工戸数について、持家、貸家が前年同月比で増加。特に、持家については、前年同月比17.5%増と大幅な増加となっており、8ケ月連続で前年同月の水準を上回るなど、緩やかながら持ち直しの動きは、継続していると判断している。
 また、今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要があるとしている。


【総戸数】
○ 新設住宅着工戸数        77,894戸(前年同月比5.8%増、8ケ月連続の増加)
○ 新設住宅着工床面積      6,977千㎡(前年同月比6.4%増、8ケ月連続の増加)
○ 季節調整済年率換算値     939千戸

【利用関係別戸数】
○ 持家     28,357戸(前年同月比17.5%増、8ケ月連続の増加)
○ 貸家     27,842戸(前年同月比7.8%増、2ケ月連続の増加)
○ 分譲住宅  21,388戸(前年同月比6.9%減、2ケ月連続の減少)

【地域別戸数】
○ 首都圏    総戸数27,430戸(前年同月比7.9%増)
○ 中部圏    総戸数8,617戸(前年同月比12.2%増)
○ 近畿圏     総戸数10,626戸(前年同月比17.8%減)
○ その他地域  総戸数31,221戸(前年同月比13.1%増)



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