
石川組合 「床材捲り機」説明会を開催
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- 2013年01月21日
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石川県インテリア事業協同組合(理事長・宮本外次)は、1月16日、「床材捲(めく)り機」の説明会を石川県建設総合センターで開催、46名が参加した。
昨年秋に「現代の名工」にも選ばれた、同組合員の金田正人 氏((有)金装)が、考案、現在、特許申請中の試作機を使用し、その操作方法などを説明、床材捲(めく)りを実演した。その後、参加者も実際に同機を使用し、それぞれ体感した。
これは、従来の方法では、刃物などで強引にはがすため、騒音、粉塵はもとより、特に騒音を出せない現場においては、大きな時間のロスにもつながるなどの様々な問題を、同機を用いることで、床材と下地(木下地、ボード下地、鉄板下地等)の間の接着剤(サクビ、ウレタン、EP、アクエマ)を温め、固まっていた接着剤を柔らかくすることで、騒音・粉塵・臭いを出さずに、スムースに床材を捲(めく)ることができるというもの。
※ 希望する組合があれば、出張しての実演も可能。
( 但し、事前に石川組合へFAX(076-244-1055)での連絡が必要となる。)
◆ 「床材捲(めく)り機」の試作について。。。
金田氏自身が、アスベストの吸引が原因とみられる健康被害に遭い、これから先の、後継者や若い技術者が健康に働ける環境づくりをしたいという強い思いから、粉塵の出ない同機の研究・開発に取り組んだとのこと。
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